妊婦になれば、大事な赤ちゃんを育てるのに、栄養をたくさん摂らなくてはと思いがち。
もちろん、羊水や胎盤が構築され、出産に耐えるためのエネルギーを身体に蓄えるために、ある程度の体重増加は必要なのですが、病院からダイエットの指導受けるほど、太ってしまう妊婦さんがいるのも事実。
この記事では、妊娠中の太りすぎに困り、ダイエットして痩せたい人に向けた“成功するコツ”をお伝えします。
目次
妊娠中の太りすぎ、その原因とは?

食べづわり
妊娠中は、ホルモンバランスの変化などにより、”気持ち悪い、吐き気をもよおす”といった、いわゆる”つわり”の症状が出ます。その仲間には、空腹感を感じると気持ち悪くなる「食べづわり」も。
食べ続けた結果体重が増えてしまい、また出産後も痩せることなく、そのまま体重を維持・・・なんて方も。食べづわりへの対処としては、食事以外においては”カロリーのより低いものを食べる”に変更すること。これで体重コントロールが容易になるでしょう。
一方、妊娠中につわりにより食べられなかった人は、一般には安定期に入るとつわりが治まる傾向があるものの、その後の食欲が妊娠前と同じか、それを超えて強まることも。
運動しない生活
妊婦さんは、妊娠後期になるにつれ、お腹が急に大きくなるために、動くのが億劫になります。そのため、そのまま動かない生活をしていれば、やはり太る原因に。
また里帰り、産休に入る/退職するなどがあれば、太るに拍車がかかります。里帰りの場合、妊婦さんのお母さまが「体を大事にして休んでいなさいね」「家事は無理して手伝わなくてよいから」と”娘を妊婦様に”扱いをしてしまうと、さらに体を動かさなくなるなんてことも。
動かない生活への対処は、やはり適度な運動をすること。用事があってもなくても、1日1回はお散歩に出かける、雨の日は足踏みをするなどして、体を動かすようにすれば、体重コントロールが可能になることでしょう。
妊娠中にダイエットで痩せたい人向け 成功のコツ(5つ)
毎日体重測定する
体重を計る際は「なるべく同じ条件で計測する」が鉄則。
朝と夜では体の状態も異なるので、測定できる体重そのものにばらつきが。できれば朝と夜の2回体重を計り、その両方の体重変化を記録するのが理想です。朝起きたらトイレを済ませ、朝食前に、そして毎日決まった時間に計測しましょう。
そして、測定した体重のデータを、確認しないと意味がありません。1か月や1週間に1度、妊娠月数ごとの理想的な体重増加の目安と、ご自分の体重増加とを比較してみてください。
その目安の範囲に収まっていれば安心してよいでしょう。
食事時間を決める
妊娠後期に入ると、子宮が大きくなるため、胃が押されてしまい、1回に食べられる量が減ることが。そのため、食事の回数を増やす人も出てきますね。
ダラダラと食べ続けると、 余分なカロリーを摂ってしまうばかりか、胃腸が休まることがないので、代謝が落ちるデメリットも。食事の回数が増えたとしても、食事をとる時間はしっかり決め、規則正しい生活を送ることが大切です。
食べる順序を変更する
「食べ順ダイエット」で知られる、食べる順番を変えるというシンプルの方法。食事の食べる順序を意識するだけで、ダイエット効果が現れるので、とても手軽に取り組めます。
- 血糖値の上昇を抑える
- 炭水化物の食べ過ぎを防ぐことができる
- 栄養バランスが整う
食べたものを記録
今日は何を食べたか、食べたもののカロリーがどれくらいなのかを記録するもの。記録を俯瞰することで、一日の量が総じて食べ過ぎでないか、カロリーはオーバーでないかを知ることができ、その振り返りが次に生かされ、自然とやせていくメカニズム。
記録をとることで、量やカロリー面からしっかり管理できるようになるので、特に、食べづわりの人に効果が高いかもしれませんね。
1日の総カロリーのチェック
目を背けたい気持ちはわかりますが、やはりカロリーのとりすぎは、太ることに直結。 妊娠中の太りすぎを防ぐには、1日の総カロリーのチェックが欠かせません。
ダラダラ食べ続けてしまう習慣がある人は、食事時間を決め、1日の総カロリーチェックをすれば、 これだけで、ダイエット成功が目の前に来ていることになります。ぜひ取り組んでくださいね、
まとめ
妊婦さんが痩せるためのコツはいかがでしたか?始めやすいものが多かったことと思いますが、毎日続けるのはちょっとだけ大変・・・。体重チェックや食べたものの記録については、アプリを使うと管理しやすいでしょう。ご自分にあったアプリを探してみるのもよいかもしれませんね。
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